ウォールナットの一枚板を天板にした、書斎のPCデスク
オーダーメイド家具の製作ストーリー

この書斎に良い感じにハマるのは想像していましたが、その想像を上回りました!!

書斎に収まったときの、お客様の言葉

書斎のPCデスクを​オーダーメイドで|ウォールナット一枚板に、Mac miniと​コードの​置き場を​作るまで

新居を建築中のお客様から、「オリジナルでデスクを作れますか」と、仕事部屋兼書斎に置くデスクのご相談をいただきました。お作りしたのは、ウォールナットの一枚板を天板にし、Mac miniとコードの置き場をそなえた、幅180cmのPCデスクです。書斎に収まったときには、「想像を上回りました!!」とのお言葉をいただきました。

  1. お悩み

    Mac miniを置き、コードは天板の下に隠したい

  2. ご提案

    ウォールナットの一枚板に、Mac miniとコードの置き場

  3. その後

    天板の一枚板の生命力と、脚のデザインを気に入っていただけた

このデスクの、3つの決め手

  1. 棚の形にした、壁側の脚
    決め手 1Mac miniが収まる、棚の脚

    壁の側の脚を3段の棚にして、寸法を合わせました。

  2. 天板の下に仕込んだ、マルチタップを置くプレート
    決め手 2コードを隠す、鉄の受け

    天板の下にマルチタップを置き、コードを見せない。

  3. 耳を切って、まっすぐにした一枚板の天板
    決め手 3あえて耳を切った一枚板

    ほかの家具から浮きすぎないよう、まっすぐに。

書斎のPCデスクのご相談と、見た目・使い方のご要望

ホームページからのお電話で、「オリジナルでデスクを作れますか」というお問い合わせでした。もちろん作れます、とお答えすると、すぐにサロンへお越しいただきました。

ご要望は、見た目と使い方の2つでした。見た目は、床などのウォールナットの色味に合わせつつ、アクセントにもなり、少し丸みのある木の家具とも合う形に。使い方は、Mac mini(パソコンの本体)をきれいに置き、コードとマルチタップ(電源タップ)を天板の下に隠したい。

ウォールナットの一枚板選びと、あえて耳を切った天板

ウォールナットは、端の「辺材(へんざい)」の色が薄くなります。色の薄い所は出したくない、というこだわりもあり、お客様がいちばん迷われ、一緒に悩んだのは、どの板にするかでした。

4,000枚以上の中からご提案した候補のうち、1枚は出して確かめると反りがひどく、使えませんでした。第一候補も、奥行70cmを取ると、色の薄い所が少し出てしまいます。そこで、薄い色がほとんど出ない新しい候補の板に、選び直しました。

決めた板の端の割れは、蝶の形の木片「ちぎり」を埋めて抑え、反りには、天板の裏に反り止めを4本埋めこんで備えています。

一枚板の端に残る、木の自然な曲線「耳」は、ほかの家具から浮きすぎないように、あえて切って、まっすぐにしました。その代わり、天板の角には上下の面ともやさしい丸み(R)を付けました。下の面の丸みを大きくしたのは、お客様と一緒に考えた所です。耳を落として一枚板を使うのは、オーダーでしか使わない使い方です。

耳を切って、まっすぐにした一枚板の天板
耳を切って、まっすぐにした一枚板の天板

塗装は、木の質感にこだわりをお持ちだったので、膜を張るウレタン塗装ではなく、木の触り心地を直接感じられるオイル塗装にしました。木のことは「ウォールナット」のページへ。

Mac miniを置く棚の脚と、コードを隠すプレート

今回のPCデスクの脚は、3つの案から、壁の側を棚にする案に決まりました。棚は3段で、Mac miniのほか、ハードディスクやステーショナリーも収納しています。1段の内側は高さ18.5cm・幅19cmで、12.7cm角のMac miniがきちんと置ける寸法です。

棚の形にした、壁側の脚
棚の形にした、壁側の脚

もう片方の、通路に面した側は、デザイン性を持たせた、ハの字のオリジナルの木の脚にして、通り道もすっと通れるようにしています。脚と棚もウォールナットで、ご提案のときは黒く着色する案でしたが、木の色のままの方が統一感が出て、木を使っている雰囲気も出せるので、木の色にしました。

ハの字の形にした、もう片方の木の脚
ハの字の形にした、もう片方の木の脚
手前がハの字の脚、奥が棚の形の脚。左右で役目を分けています
手前がハの字の脚、奥が棚の形の脚。左右で役目を分けています

棚板には配線の穴を開け、壁のコンセントからのコードも、実は棚の中を通るように設計しています。マルチタップの置き場は、このデスクのために製作した、長さ140cmの鉄の受け(スチールプレート)です。黒い鉄板を折り曲げて作り、天板の下に仕込みました。コードは、お客様と相談して位置を決めた天板の穴から下へ通し、穴にはキャップをかぶせて目立たなくしています。天板の穴は3か所で、1つは棚の脚の真上です。前からも後ろからも、コードは見えません。

天板の下に仕込んだ、マルチタップを置くプレート
天板の下に仕込んだ、マルチタップを置くプレート

幅180cmに決めた、書斎のデスクのサイズと納品の日

置いたお部屋は13.6帖です。幅180cmは、お部屋の計画の図面と、実際に使えるデスクのサイズを照らし合わせて決め、高さ72cmは、いつもの標準的な高さにしました。奥行は、ご提案では70cmでしたが、色の薄い所を出さないことを優先し、少し変わることもある、とお伝えしていました。できあがりは68cmです。天板の厚みは、少しでも厚い方が板の迫力感が増すので、できる限り厚く取り、3.5cmにしました。

書斎に収まったとき、お客様に大変喜んでいただけました。

「この書斎に良い感じにハマるのは想像していましたが、その想像を上回りました!!ありがとうございます。」

気に入っていただいたのは、天板の一枚板の生命力を感じるところと、脚のデザインです。

仕事部屋兼書斎に収まったデスク
仕事部屋兼書斎に収まったデスク

よく聞かれること

Q. デスクの配線や電源タップは、隠せますか?

はい。このデスクでは、天板の穴からコードを下へ通し、天板の下のプレートにマルチタップを置いて隠しました。

Q. 家具の形やイメージが決まっていなくても、相談できますか?

はい。はじめてのご相談では、家具の形やイメージが、まだ決まっていなくて大丈夫です。置きたい場所や使い方を伺って、ご提案と、無料のお見積りをお出しします。

書斎のデスク製作事例完成したデスクを、もっと見る参考価格も、こちらでご覧いただけます

近い製作事例

石川 玄哉

この記事を書いた人

石川 玄哉オーダーメイド家具のKIJIN 代表

最初のお話から、木と板の選定、納品の日まで。お客様の想いを、一つひとつかたちにしています。

公開日:2026年10月22日/更新日:2026年10月22日

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