ウォールナットの一枚板のデスクと、右に並べた機材ラック
オーダーメイド家具の製作ストーリー

これで仕事にさらに全力集中できます!

作曲デスクとラックを納品した日の、お客様の言葉

DTMラックと​作曲デスクを、​ウォールナットの一枚板で​オーダーメイド|鍵盤は天板の​下へ

「作曲活動がはかどるデスクが欲しい」。ご紹介で、音楽関係のお仕事をされている40代の男性の方から、そんなご相談をいただきました。お作りしたのは、ウォールナットの一枚板のデスクと、同じ板の機材ラックです。納品の日には、「これで仕事にさらに全力集中できます!」と喜んでいただきました。

  1. お悩み

    鍵盤と多くの機材を、デスクのまわりにどう収めるか

  2. ご提案

    ウォールナットの一枚板のデスクと、同じ板のラック

  3. その後

    「デスクで過ごす時間そのものが豊かになる」とのお声

このデスクとラックの、3つの決め手

  1. 天板の下のスライド棚に、鍵盤を収めます
    決め手 1鍵盤は、天板の下の棚へ

    使うときだけ引き出せる、スライド棚にしました。

  2. 同じ板から作った、デスクとラック
    決め手 2木目がつながるデスクとラック

    同じ板から取り、高さも76cmにそろえて。

  3. デスクの右の機材ラック。高さはデスクと同じ76cm
    決め手 3機材は、動かせるラックへ

    キャスター付きで、少し手前に向けて使えます。

鍵盤と機材が集まる、作曲デスクのご相談

お仕事では、パソコン用のキーボードと、音楽を作るための鍵盤の2つを使われます。パソコンと鍵盤、たくさんの音の機材をデスクのまわりに集めて曲を作る、いわゆる DTM(パソコンで曲を作ること)のお仕事の場所です。ご自宅に伺って、お部屋に収まる大きさと、お仕事ならではの使い方を詳しく伺いました。そのあと、木と板を選ぶ → 図面とお見積り → 製作 → 納品(ご自宅で組み立て)、の順に進めました。

集中しやすく、黒い機材になじむウォールナットの一枚板

落ち着いた雰囲気で、集中して仕事がしたい、というご希望もあり、ウォールナットとモンキーポッドの板をご提案した中から、ウォールナットの一枚板が選ばれました。ウォールナットの濃い色が、黒い機材やモニターとなじむことも、おすすめした理由の1つです。

デスクなので、木目が荒々しすぎると、集中が削がれるかもしれません。そこで、4,000枚以上の板の中から、木目はすっきりしていながら表情があり、耳(板の端に残る、木の自然な形)に少し曲線が出る板を、お客様とご相談しながら選びました。

すっきりしながら、表情のある木目の天板
すっきりしながら、表情のある木目の天板

塗装は、少しツヤ感を出して、ウォールナットの高級感が出るように、ウレタン塗装にしました。木のことは「ウォールナット」のページにまとめています。

鍵盤は天板の下のスライド棚へ。高さ76cmのデスク

作曲の機材やキーボードを、机のまわりにどう収めるか。次の3つでお応えしました。

  • 鍵盤は、天板の下のスライド棚へ
  • 専用の機材は、デスクの横の DTM ラックへ
  • ラックはキャスター付き

鍵盤は、使うときと使わないときがある、というお話でした。そこで、使うときだけ引き出して、さっと使えるように、天板の下に、鍵盤が収まるスライド棚を付け、棚は、ご指定の鍵盤の大きさに合わせて作りました。

天板の下のスライド棚に、鍵盤を収めます
天板の下のスライド棚に、鍵盤を収めます

デスクの高さは、よくある72cmくらいではなく、76cmです。鍵盤の棚を付けても、下に足置きを置いて、ゆったりお仕事ができるように、お客様とご相談して決めた高さです。天板の厚みは、板のサイズと、下にスライド棚を付ける寸法を取るため、40mmにしました。脚は、仕様が多いぶんシンプルに、両側にロの字形の鉄の脚を付け、色は機材に合わせて黒にそろえました。

木目がつながる、キャスター付きのDTMラック

機材の置き場が、ふつうのデスクの幅より多く要るので、お部屋の幅に合わせた幅140cmのデスクの右に、幅55cmのラックを並べ、その天板にも機材を置けるようにしました。中には、音楽の機材用の特殊な金物を付け、一定の規格に合った機材を組み替えられるよう、規格にぴったり合う大きさで作っています。

デスクの右の機材ラック。高さはデスクと同じ76cm
デスクの右の機材ラック。高さはデスクと同じ76cm

ラックの天板は、もともと一枚だった板を切って、デスクとつなげるような形で取り、高さも76cmにそろえたので、並べると木目がつながり、一枚の板から作ったように見えます。左右の板もウォールナットの無垢材で、天板には、割れを止める、ウォールナットの蝶の形の千切り(ちぎり)を埋めました。

同じ板から作った、デスクとラック
同じ板から作った、デスクとラック
ラックの天板も、デスクと同じウォールナットの板です
ラックの天板も、デスクと同じウォールナットの板です

ラックを動かせるようにしたのは、お客様から「デスクの並びにあるというより、少しこちら(作業者側)を向いて仕事がしたい」というお話があったからです。デスクは動かさず、ラックだけをキャスターで動かす形にして、奥行もデスクより短い45cm前後にし、小回りがきくようにしました。

一枚板を使った音響のラックは、ほとんど無いと思います。この方のために作った仕様と大きさの、唯一無二のデスクとラックです。

納品の日と、このデスクで作られた音楽

先々の移動も考えて組み立てができる作りにし、ご自宅のお部屋で組み立てました。

モニターの下に、鍵盤の棚。お仕事の場所に収まったデスク
モニターの下に、鍵盤の棚。お仕事の場所に収まったデスク

納品の日に、お客様からいただいたお言葉です。

「これで仕事にさらに全力集中できます!」

無機質な機材が多いからこそ、デスクを無垢の木にしたことで、「デスクで過ごす時間そのものが豊かになる」というお声もいただきました。機材の黒との色の相性も、とても気に入っていただきました。このデスクで作られた音楽には、皆様の耳にも入るような有名な作品も含まれているそうです。

よく聞かれること

天板の下に棚を付けると、足元が狭くなりませんか。

高さを76cmにして、下に足置きを置けるようにし、棚の板もできる限り薄くしました。

機材のラックは、動かせますか。

はい。キャスター付きで、手前へ向けて使えます。

家具の形やイメージが、まだ無くても相談できますか。

はい。置く場所と使い方を伺って、ご提案とお見積りをお出しします(無料です)。

作曲デスク製作事例完成したデスクとラックを、もっと見る参考価格も、こちらでご覧いただけます

近い製作事例

石川 玄哉

この記事を書いた人

石川 玄哉オーダーメイド家具のKIJIN 代表

最初のお話から、木と板の選定、納品の日まで。お客様の想いを、一つひとつかたちにしています。

公開日:2026年10月22日/更新日:2026年10月22日

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