キッチンのカウンターより25cm高くした、ウォールナットのキッチン背面収納
オーダーメイド家具の製作ストーリー

私の夢のLDKが完成しました

LDKの家具一式を納めた日の、お客様の言葉

キッチンの​手元隠しは、​カウンターより​25cm高い​収納で|ウォールナットの木目が​繋がる​背面収納が​できるまで

新築のご新居を構えられるお客様から、LDKまわりの家具を一式でご相談いただき、そのなかに、キッチンの作業の様子を、ダイニングから見せたくない、というご要望がありました。お作りしたのは、キッチンのカウンターよりも25cm高くした、ウォールナットのキッチン背面収納です。お届けした家具をご覧になったお客様からは、「私の夢のLDKが完成しました」というお言葉をいただきました。

  1. お悩み

    キッチンの作業の様子を、ダイニングから見せたくない

  2. ご提案

    カウンターより25cm高い、ウォールナットの背面収納

  3. その後

    ご友人とお子さまたちが、ベンチに並んで食事をされているそう

このキッチン背面収納の、3つの決め手

  1. カウンターより25cm高くして、ダイニングから手元が見えにくい高さに
    決め手 1カウンターより25cm高く

    ダイニングから、キッチンの手元が見えにくい高さ。

  2. 並んだ前板どうしで、木目が横に繋がっています
    決め手 2木目が横に繋がる前板

    同じ木から作り、5杯分の木目が一枚板のように。

  3. 前板の上の角を、45度に5mmほど削っています
    決め手 345度に削った、前板の角

    吹き抜けの光を受けて、上の端が線のように光る。

ブルックリンスタイルを、ウォールナットと黒の2色にアレンジ

工務店さんからのご紹介でした。せっかくの新居なので、家具も含めて統一感のある空間にしたい、というご相談で、思い描いていたのは「ブルックリンスタイル」でした。ご友人を招くホームパーティーが多く、大人数でも困らない、座る所としまう所もご希望でした。

ブルックリンスタイルの考え方を、こちらでもう少しシャープにアレンジして、壁以外の色を、見せたい所はウォールナットのこげ茶、それ以外は鉄かメラミン化粧板(表面が樹脂の板)の黒の、2色でそろえることをご提案しました。

形は、ベンチや背面収納、カウンターを直線のシンプルな形に、真ん中のダイニングテーブルだけを、耳(板の端の自然な形)を残した無垢の天板にしました(コンセプトは「直線美+曲線美」)。

ウォールナットと黒の2色でそろえたLDK
ウォールナットと黒の2色でそろえたLDK

キッチンの手元隠しになる高さ110cmと、たくさんしまえる引き出し

収納は、キッチンのカウンターの裏、ダイニングの側に、ぴったり付けています。

ダイニングからキッチンの手元を見せない、目隠しの収納にするため、収納の高さを、あえてカウンターよりも25cm高くしました。カウンターの高さは85cmでしたので、収納の高さは110cmです。何cm上げるかは、こちらの案から、お客様と相談して選んでいただきました。

カウンターより25cm高くして、ダイニングから手元が見えにくい高さに
カウンターより25cm高くして、ダイニングから手元が見えにくい高さに

もう1つのご要望は、食器やキッチンまわりの物をたくさんしまって、すぐ出せるようにすることでした。前板は全部で16枚で、引き出し15杯と、左下の収納1つです。引き出しは、しまう物をお客様と改めて確かめ、高さや幅、内寸、キャスター付きの段数まで、一緒に決めました。

  • 左下:2段分の高さを1つにした、キャスター付きの収納です。引き出して、そのまま動かせます。一部をゴミ箱にして、片付けがしやすいようにしました。
  • 右下:扉の無い収納です。ティッシュを置く所で、いちばん下の段の高さを、壁際のベンチと同じ42cmにそろえ、ベンチが入り込んで、一体に見えるようにしています。

ウォールナットの木目が繋がる前板と、45度に削った角

ウォールナットの無垢材の前板は、大きな一枚板を見ているように木目が繋がるよう、幅の方向に並ぶ物を、すべて同じ木から作りました。前板がいちばん多い段では、5杯分の前板の木目が、横に繋がっています。いちばん気を使ったのは、最初に、木目のどこで切るかを決める所でした。取っ手は付けず、指をかけて開ける形です。

並んだ前板どうしで、木目が横に繋がっています
並んだ前板どうしで、木目が横に繋がっています

このお宅は、天井の吹き抜けが、主な明かり取りです。そこで前板の上の角を、45度に5mmほど削り、斜め上からの光を受けて、上の端だけが光る線のように見えるようにしました。

前板の上の角を、45度に5mmほど削っています
前板の上の角を、45度に5mmほど削っています

奥行き100cmのダイニングテーブルなど、同じLDKの家具

ダイニングテーブルは、大皿料理を並べられるよう、奥行きを100cmにしました。脚は鉄のシンプルな形です。

奥行100cmの、耳を残したウォールナットの無垢の天板
奥行100cmの、耳を残したウォールナットの無垢の天板

大人数でも座れるよう、壁一面のベンチとテレビボードを一体にしました。端から端まで6.4mあります。

壁一面のベンチと、一体にしたテレビボード
壁一面のベンチと、一体にしたテレビボード

食器棚の上の棚は、見せる収納にするため、扉を付けずに棚板にしました。

上の棚を棚板にした、ウォールナットと黒の食器棚
上の棚を棚板にした、ウォールナットと黒の食器棚

LDKの家具一式を1日で納めた日と、その後のホームパーティー

LDKの家具は一式まとめて、職人と一緒にお届けし、組み立てまで1日で納めました。最後にご覧いただいたとき、お客様はこうおっしゃいました。

「わあっ!私の夢のLDKが完成しました」

少し目を潤ませて、一つひとつの家具を撫でてくださいました。

約1年後に、改めて写真を撮らせていただきました。ホームパーティーでは、ご友人とお子さまたちが、ベンチに並んで座って食事をされているそうです。

よく聞かれること

Q. キッチンの手元隠しの収納は、どのくらいの高さにすればよいですか?

このお宅では、キッチンのカウンター(85cm)より25cm高い、110cmにしました。

Q. ダイニングテーブルの奥行きは、何cmあれば大皿料理を並べられますか?

このお宅では、ゆとりが出るように、100cmにしました。

Q. この収納は、既製品とどこが違いますか?

既製品にない高さと、入れたい物に合う内寸、45度に削った前板、ほかの家具と同じ材料での統一感です。

キッチン背面収納製作事例完成したキッチン背面収納を、もっと見る参考価格も、こちらでご覧いただけます

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石川 玄哉

この記事を書いた人

石川 玄哉オーダーメイド家具のKIJIN 代表

最初のお話から、木と板の選定、納品の日まで。お客様の想いを、一つひとつかたちにしています。

公開日:2026年10月22日/更新日:2026年10月22日

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