幅180cmの、ウォールナット一枚板のダイニングテーブル
オーダーメイド家具の製作ストーリー

キラキラしたものが良いけど、キラキラし過ぎるのも嫌だ

ご相談のときの、お客様の言葉

幅180cmの​ダイニングテーブル、​奥行きは​何cmに?|ウォールナットの一枚板を​20枚以上から​選んだ、​新居の​オーダーメイドテーブル

新居のダイニングテーブルにこだわりたい、と、お店やWebで一枚板を探されていたお客様から、木はウォールナットで、幅180cm、奥行きは最低80cm、というご相談をいただきました。木目は「キラキラしたものが良いけど、キラキラし過ぎるのも嫌だ」というご希望で、20枚以上の中から選んだ一枚板で、テーブルとサイドテーブルをお作りしました。納品の日には、「想像以上です!」と喜んでいただけました。

  1. お悩み

    お店では、望む大きさと木目の板が見つからなかった

  2. ご提案

    20枚以上から選んだ、ウォールナットの一枚板のテーブル

  3. その後

    納品の日に「想像以上です!」と喜んでいただけた

このテーブルの、3つの決め手

  1. 上から見た、ウォールナットの一枚板の天板
    決め手 1どこでも奥行き80cm以上

    席ごとに奥行きを測って選んだ、一枚板。

  2. 黒い脚のテーブルと、布張りのベンチ
    決め手 2肘掛けが入る、高さ71cm

    実際に確かめていただき、1cm単位で調整して。

  3. 選んだ板の木目
    決め手 3艶を見比べて、艶0%に

    選んだ板の端で、艶の違う3通りの見本を作って。

ご相談のきっかけと、奥行き80cmの目安

お店では「このサイズしかない」と言われたり、こだわりの木目に合う板が無かったりしたそうです。そこで、KIJINの「一枚板ソムリエ」に目を留めて、ホームページからご相談をいただきました。

ウォールナットにしたのは、新居の雰囲気に合い、先に買われた椅子もウォールナットで、何より、重厚な色と落ち着いた雰囲気がお好きだったからです。

幅と奥行きは、お客様がダイニングを測って決められたものです。1人分の食事の場所の目安は幅60×奥行40cmほどで、向かい合うと、奥行きは80cmになります。幅180cmは、片側に2人ずつでも、2人分の120cmより、かなりゆとりがあります。

横から見た、一枚板のダイニングテーブル
横から見た、一枚板のダイニングテーブル

20枚以上の板から、席ごとに測って選ぶ

お客様は一枚板の大きさと木目、色味に、かなりこだわりをお持ちでした。木目の「キラキラ」は、光を当てるとキラキラ光って見える、ウォールナットにときどき出る縮杢(ちぢみもく)という木目のことです。

4,000枚以上の板から、ご希望の大きさで、木目に光が少しあるウォールナットを探し、ほかの板も見てみたい、とのお話から、大きさの合うケヤキやトチなども比較表に入れました。様々な板をお見せしながら、20枚以上の中から少しずつ候補を絞り、イメージに近いものをはっきりさせていきました。一枚板は場所で奥行きが変わるので、残った候補は、席ごとの奥行きを測り、木目や節・耳の様子と一緒に、写真と動画でお伝えしました。

最後の2枚のうち1枚は、一方の席で奥行きが76〜78cmほどの板でした。選ばれたもう1枚は、どの場所でも80cm以上あり、キラキラした木目もよりきれいに出て、イメージされていた、耳の黒い皮の部分も残っている板です。

選んだ板の木目
選んだ板の木目

高さ71cmとスチールの脚、艶0%の仕上げ

仕上がりの奥行きが80〜84cmと場所で違うのは、板の両側の耳(木の自然な形)をそのまま残しているためです。

上から見た、ウォールナットの一枚板の天板
上から見た、ウォールナットの一枚板の天板

もう一つ気にされていたのが、椅子の肘掛けが天板に当たらずに入るかでした。脚は、寸法をオーダーで作る、ロの字の形の、つやのない黒のスチール製です。実際に確かめていただきながら1cm単位で調整して、肘掛けが入る71cmに決めました。脚の大きさも、ベンチと椅子の出し入れや座りやすさ、幅の収まりを考えて決めました。

黒い脚のテーブルと、布張りのベンチ
黒い脚のテーブルと、布張りのベンチ

塗装は、ダイニングで使うので、水に強いウレタン塗装にしました。木目の光り方は、仕上げる前の板では分からず、塗装の艶でも変わります。そこで、選んだ板の端で、艶の違う3通りの塗装のサンプルを作って見比べていただき、いちばん艶を抑えた艶0%に決まりました。

端材のサイドテーブルと、納品の日

選んだ板は、幅180cmの向きに60cmほどゆとりがあり、せっかくなので端材で何か、とのご相談から、ソファの横で使うサイドテーブルをお作りしました。

片側に耳を残し、天板と側板・支柱は、ほぞ(木を凸と凹に削って組む方法)で組んでいます。その間に雑誌や本を置けて、ソファに少し差し込んで使えるように、この形にし、高さもソファで使いやすい高さにしました。同じ端材で、スツールの天板もお作りしました。

サイドテーブルの、天板と側板、底板の形
サイドテーブルの、天板と側板、底板の形
ソファの隣に置いた、サイドテーブル
ソファの隣に置いた、サイドテーブル

寸法・脚・塗装・端材の使い道は打ち合わせで決め、仕様の資料とお見積りをお出しして、製作に入りました。製作では、節などをパテで補修して研磨・塗装を行い、途中で現物を確かめて、写真でご報告しました。

納品の日、お客様はテーブルをなでながら、艶感もよく、サイズ感もちょうどよい、と言ってくださいました。

「想像以上です!こだわりが形になって、今後暮らしが楽しみです!」

よく聞かれること

幅180cmのダイニングテーブルは、奥行きを何cmにすればいいですか?

向かい合って座る目安は80cmほどです。このテーブルは、どの場所でも80cm以上ある板を選び、80〜84cmで作りました。

持っている椅子に、高さを合わせられますか?

肘掛けが当たらないよう、1cm単位で調整して71cmにしました。

大きさが決まっていなくても、相談できますか?

大きさや、どんな板を選べばいいか分からなくても大丈夫です。一枚板のテーブルを置いてみたい、という思いだけお持ちいただければ、お話を伺いながら、最適な板選びをお手伝いします。

一枚板のテーブル製作事例完成したテーブルを、もっと見る参考価格も、こちらでご覧いただけます

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石川 玄哉

この記事を書いた人

石川 玄哉オーダーメイド家具のKIJIN 代表

最初のお話から、木と板の選定、納品の日まで。お客様の想いを、一つひとつかたちにしています。

公開日:2026年10月22日/更新日:2026年10月22日

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