浦和にて事業を行われている、「青山裕之公認会計士事務所」様よりご依頼いただき、
青山様の会計事務所兼、浦和初のシェアオフィス『青山オフィス』の
空間総合デザインをさせていただきました。
3階建ての一軒家を買い取り、全てのフロアーを会計事務所兼シェアオフィスにされるということで、
今回ご提案させて頂いたコンセプトは、
「動」
動=固定しないこと。
様々な固定から自由になることを意図します。
- 座り姿勢の「動」
- 仕事の進め方の「動」
- 空間の在り方の「動」
- 頭の中の「動」
そして、そこから生まれる、感「動」。
この全体コンセプトを元に、
『フロアごとにデザインイメージとシーンを変える』
空間・デスク・テーブル・ちゃぶ台をご提案させていただきました。
イメージの「動」実現のため、各フロアーごとに、デザインイメージを変え、
使用シーン・人数・印象などを変え、
家具もそれぞれに高さ・木の種類・角の加工を変えた形にしました。
※各フロアーのデザインイメージは下記の写真に記載致します。
青山先生のご希望を最大限に叶えるため、今回は株式会社アーバンサービス様にも、
壁面の黒板塗装、床の貼りなど大変ご助力いただきました。
これからの青山裕之公認会計士事務所様のご発展と
浦和初のシェアオフィスでの、地域の発展が楽しみです。
【1階】
お客様を迎えたり、オフィス内の仲間同士だったり、
しっかりと打ち合わせを行い、様々なことに前向きな話しを
創造していくこのフロアーのイメージは、
〈クリエイティブ〉
「自然こそ最高のクリエイティブ」と言う考え方で、
事務所の地元埼玉県産のケヤキ材を探し出し、
天板・脚部に贅沢に使用した打ち合わせ用メインテーブル。
幅2.1mx奥行1mの大迫力テーブルです。
【2階】
一番長い時間、一人で集中して仕事が出来る場所になるであろうこのフロアーのイメージは、
〈モダン&集中〉
2階には幅5.5mのメインデスクと、1.5mのスタンディングデスク。
このフロアーは集中しやすいように、色のトーンをダーク目に落とし、
シンプルにミニマルなデザインにしました。
座り仕事で疲れた際に使える、スタンディングデスク。
姿勢の「動」により脳も動きます。
「集中」をイメージに、極力直線的でミニマルなデザインに。
こちらもシンプルな直線に。すぐ目の前にある黒板でイメージを書き出すことも。
【3階】
複数人でそれぞれの仕事をしながら、時に話しながらリラックスした状態で
仕事を行うこのフロアーのイメージは、
〈和&リラックス〉
こちらは、ローデスクで座りながら仕事が出来るように。
和の雰囲気を醸し出してくれる栗材を使用し、床は畳を想起する薄い緑に。
こちらも幅4.5m&1.8mのL字型の大型デスクにして、
もちろんコンセントも備え付け。
そもそものご依頼に無かったのに勝手にご提案した、ちゃぶ台。
休憩するときや少し気分を変えたいときにすぐに使えるようになっています。
ローデスクよりもさらに高さを下げ、ここでも「動」を。
3階「和」のデスクの面取りは、少し丸みを帯びさせ柔らかく、
2階「モダン」のデスクの面取りは、シンプルに角を落とす形に、
1階「クリエイティブ」のテーブルの面取りは、自然の曲線をそのまま活かして、
それぞれのフロアーのイメージに合わせて製作。
木の種類も、1階のケヤキ。
2階には集中しやすいように落ち着いた色合いの、ウォルナットを。
3階には優しく自然と和の雰囲気の出る国産材、クリ材を使用しています。
ちゃぶ台の方は、普段はこのような形ですが、
使わない時はこのように折りたたむことができ、
デスクの下に収納することも出来るようにしています。
このようなこだわりを随所に入れ、様々なシーンでご使用いただけるようにしております。
このようにご相談しながら、オーダーメイドで様々な家具・空間づくりを行っております。
お気軽にお問い合わせください。