『祇園 北川半兵衞』侘び寂びを感じる日本茶飲み比べ台
創業文久元年(1861年)、京都宇治に所在する日本有数の茶問屋「北川半兵衞商店」。
伝統を守りながら常に新しいことに挑戦し続け、 150年以上の歴史を持つ老舗が創業以来初めて、その名を冠した飲食店展開を始めます。
日本へ、世界へ、新たなる日本茶の文化を広めることを目的として、これから様々な場所で 飲食店を展開して行きます。
その足掛かりとして、旗艦店となるカフェ&バーを、 京都において世界的にも格の高い名所「祇園」にて2018年1月11日にオープンされます。
今回は準備段階からお手伝いをさせて頂き、これから展開する看板メニュー、 「日本茶5種飲み比べ」をセットする台を製作させて頂きました。
空間のコンセプトは「侘び寂び」 侘び寂びの本質は『足りないことの中に、心の充足を見出すこと』 ありとあらゆるものが規格化され製品化され、精度が高いものに溢れている現代の日本。
直線は直線、曲線は曲線。
全て意図(設計)通りに出来上がった整ったものが 当たり前になっています。
そこで、飲み比べ台においては、 “意図した線ではない、自然の線“を出すことで、 現代の日本において「足りないこと」を感じられるという表現を行いました。
素材にはお膝元である京都府産の北山丸太を、皮付きの状態でそのまま使い、 自然の線を活かしながら上に乗る日本茶をより綺麗に魅せる演出にするため、 自然の線以外に余計な曲線斜線は加えず、そして浮き立たせるように台を浮かせ、 影も演出するデザインにさせて頂きました。
ただ単に見栄えが良いもの、お洒落に見えるものを創るという意識ではなく、 空間のコンセプトに合わせ、日本茶をより綺麗に魅せる意図を持ち製作することで、 より深みのあるデザインになり、結果として空間に溶け込みながらもアクセントになる のではないか、そのような意識で、お創りさせて頂きました。
『祇園 北川半兵衞』 2018.1.11 OPEN 京都府京都市東山区祇園町南側570-188
これから、新たなる日本茶文化の一部として、多くの方に触れて頂くことを期待しております。
今回の制作品
木の種類 | 北山ヒノキ錆丸太 |
塗装 | ウレタン塗装 |
サイズ | 幅42 x 奥行12前後 x 高さ2.8 cm |
参考価格 | - |
※表示価格は、制作時の参考価格となります、サイズや木材により変わりますのでお気軽にお問い合わせください。
よくある質問
木材、サイズにより変わりますので、参考価格は過去の事例として考えていただければと思います。
ご予算等あれば、合わせたご提案も可能です。お気軽にお問い合わせ、ご相談くださいませ。
お見積もりやご相談は無料で賜っております。
お気軽にご連絡くださいませ。
もちろん可能です。まずは、設置箇所や用途、必要なサイズをお伺いさせてください。
その上で、家具のご提案とお見積もりを出させていただきます。
ぜひお気軽にお問い合わせください。
通常はご発注後、約1.5ヶ月程頂いております。繁忙期にはさらに1~2週間程、お時間を頂く場合ございます。