富山県の製薬会社、前田薬品工業様が有する、創業者である現社長の御祖父様の旧邸宅が
火事で全焼した後に、故人の強い想いで建立したお茶室「松涛庵」
かつて多くの人々が交流したこの空間に、再び息吹を吹き込みたい。
そんな空間にご提案したコンセプトは、
【見立て-mitate-】
見立てとは、「何かを想像させる」という、日本人特有の想像力を活かす感性が現れた、茶道においても使われる表現方法です。
実は「松涛」という言葉自体も、『松の木の葉が風に吹かれる音が、波の音のようだ』という意味であり、耳を使った見立て、です。
人が集う中心になる、この空間の象徴となるセンターテーブルには、