ウォルナット – PRESIDENT –
〜大統領も愛する最高級の木〜
世界三大銘木の一つであり、“家具材のロールスロイス”と称されるこの木は、
木肌・木目・色味から滲み出る重厚感と高級感が特徴。
アメリカ大統領の演説台や、メルセデスベンツ等高級車のウッドパネル
に使われるなど、威厳や誇り高き所で愛用されています。
「ウォルナットの時代(1670-1720)」と呼ばれるほど
世界で大人気になって以降、今でも重宝され愛され続ける、
銘木中の銘木、それがウォルナットです。
【属種】
クルミ科クルミ属
【木種名】
アメリカンブラックウォルナット
【日本名】
クロクルミ ※いわゆる日本のくるみ(オニグルミ)とは別物
【主産地】
アメリカ東部アパラチア山脈一帯、カナダオンタリオ州
【利便性】
衝撃に強い。粘度高い。強度あり。軽い。狂いが少ない。
【経年変化】
薄くなっていく(淡くなる)、まろやかな色に、味わいが出てくる
【木目と色味】
不規則に変化するデザイン性の高い木目、
心材→辺材で色がグラデーション状に薄くなっていく。
【異名】
家具材のロールスロイス、世界三大銘木(チーク、マホガニー)
【有名家具】
木匠ジョージ・ナカシマ コノイドチェア
【家具以外の用途】
アメリカ大統領の演説台、ミラノ大聖堂の座席、
メルセデスベンツやジャガーの高級車のウッドパネル、
ピアノ、ハープ、拳銃の銃床、飛行機のプロペラ
【歴史】
ヨーロッパではルネッサンス時代より家具材として使用開始、
1670〜1720は「ウォルナットの時代」と呼ばれるほど人気を博した。
5〜60年前の日本では、外材と呼ばれあまり好まれていなかった。